芝生の四季

屋上は高温や低温、さらに乾燥や強風等に曝され、植物にとって厳しい生育環境になっています。この屋上へ「芝生」緑化をするには比較的乾燥に強い和芝が適しています。しかし潅水装置だけに頼りノーメンテナンス(刈り込みや雑草防除など人の手を加えない状態)で放置された場合、格好の雑草の生育地となり、また、灌水コントローラの設定を変更しなかったり、水道設備から水供給が遮断された場合、地上部は枯れ、回復しなくなります。

一方、適切なメンテナンスを行えば、良好な屋上緑化を維持していくことが可能です。

  コウライシバの変化
 
1年のリズム
 

季節にあわせて灌水コントローラの設定を変更する必要があります。梅雨が明けた夏場は1日1回の水やりが基本。休眠時期に自動灌水を行う場合は、週1度のペースで散水して下さい。過剰な水やりは避けます。過保護に育てるのは良くありません、環境に順化させることも必要です。